SIG P320ピストル 法執行機関でも採用へ

SIG P320ピストル 法執行機関でも採用へ
SIG P320ピストル 法執行機関でも採用へ
 

法執行機関でも、SIG SAUERのP320の採用が進んでいる。ここでは、ニューヨーク州ロイドハーバー警察の採用を伝えた、掲載時点(2019年5月)の話題を整理する。

法執行機関でのP320採用の要点まとめ

  • ロイドハーバー警察が、官給ピストルをGLOCK 23からP320へ移行
  • P320は、取り外せるトリガー部でサイズや口径を変えられる
  • 軍用型のM17、M18は、アメリカ軍に採用された
項目 内容
移行した機関 ニューヨーク州ロイドハーバー警察
移行前→移行後 GLOCK 23 → SIG SAUER P320(9mm)
選べる口径 9mm、.357 SIG、.40 S&W、.45 ACP
サイズ フルサイズ、キャリー、コンパクト、サブコンパクト

SIG P320ピストル 法執行機関でも採用へ
SIGのモジュール性を重視した構想は幅広く受け入れられつつある

SIG P320ピストルの軍用モデルM17、M18がアメリカ五軍に採用され話題となっているが、法執行機関でも採用の動きが広がっていくかもしれない。このほど、ニューヨーク州ロイドハーバー警察にて警官用ピストルがGLOCK G23からP320へ移行するとのニュースが発表された。

ロイドハーバー警察は、ニューヨーク州ハンティントンのロイドハーバー村を管轄している。SIG SAUERの発表では、前の官給ピストルはGLOCK 23だ。そして、新しい官給ピストルは9mmのP320になった。

P320の採用については、2017年にニューハンプシャー州マンチェスター警察で移行を完了させているほか、バージニア州議会議事堂警察、サウスカロライナ州サムター警察、アメリカ以外でもノルウェー警察などで続々と採用が続いている。

P320が北米で発売されたのは2014年だ。また、2017年1月には、アメリカ軍のMHSの採用モデルに選ばれた。そのため、軍用型はフルサイズがM17、コンパクトがM18と呼ばれる。さらに、法執行機関でも、複数の警察が採用している。

ピストルを構えて射撃する男性(サムター警察の写真)

法執行機関が注目するP320のモジュール性

P320はグリップサイズの変更や弾薬の選択、フルサイズやキャリーサイズなどを自由に選択できるモジュールピストルとしての性能が非常に高く、使用者に合わせた調整が可能。アメリカ五軍での採用についてもこの点の優位さが1つの要因になったと思われる。

P320の中核は、取り外せるトリガー部だ。ここを別のグリップモジュールへ移せば、サイズを変えられる。また、フルサイズからサブコンパクトまで、4つのサイズがある。

ロイドハーバー警察署長もピストルとしての基本性能の高さや正確さについて高く評価しており、これを機に警察機関へのP320の普及を強く歓迎する意向を示している。

同署の署長は、移行はスムーズだったと述べている。さらに、署員が性能と精度に感心しているとも伝えている。また、グリップサイズを選べる点と、安全機構も評価された。

法執行機関に採用されたP320 NITRONの安全機構

今回導入されるP320の基本仕様は、9mmルガー、357SIG、40S&W、45オートの各口径にフルサイズフレーム、イオン結合コーティングを施したナイトロンスライドが組み合わされたP320 NITRON FILLSIZEで、セーフティーレスのシンプルな構成のピストル。モジュール性への高い評価から、署員に合わせてオプションを組み込んだ配備がなされるのではないかと予想される。

P320には、ストライカーセーフティとディスコネクトセーフティがある。なお、手動セーフティは任意で付けられる。また、分解は、トリガーを引かずに行える。

法執行機関が採用したSIG P320 フルサイズ

SIGのモジュール性とMCXライフル

SIGではMCXライフルがアメリカ軍特殊部隊でのLVAW(Low Visibility Assault Weapon:低視認性火器)としてテスト・採用された経緯もやはりそのモジュール性能が1つの決め手となっているとも言われる。
P320とMCXはともに軍からの要求に応える形で開発された銃器であり、アメリカ軍基準で誕生したモデルはそのまま最高性能を示すものとなる良い例かもしれない。

P320の法執行機関での広がり

まだまだ法執行機関でのSIGピストルの存在感は大きくはないが、徐々に広まってきているのは確か。
SIGのお家芸ともいえる互換性の高いモジュールピストル、モジュールライフルが、近いうちにあらゆるジャンルの銃器においてスタンダードとなっていくのだろうか?SIGの動向に今後も注目していきたい。

ここまでの法執行機関の動向は、掲載時点の話だ。そのため、その後の各機関の動向は、各署の発表で確認してほしい。

両手でピストルを構えて撃つ男性

※SIG AIR ProForce Airsoft Lineについては、現在デリバリーの予定が以下の様になっております。
 ・M17、P229 6月下旬、現地出荷予定
 ・MCX、P226 8月下旬、現地出荷予定

このデリバリー予定は、掲載時点(2019年5月)のものだ。そのため、現在の入荷状況は、ORGAの商品ページで確認してほしい。

 
ORGAの最新入荷商品はこちら!
 

P320に関するよくある質問(Q&A)

Q. P320とは何ですか?

SIG SAUERのモジュラー式ストライカー式ピストルだ。北米では2014年に発売された。

Q. 法執行機関では、どこがP320を採用しましたか?

原文では、ロイドハーバー警察のほか、マンチェスター警察、サムター警察、ノルウェー警察などが挙がっている。

Q. P320の特徴は何ですか?

取り外せるトリガー部だ。グリップのサイズや口径、全体のサイズを変えられる。

Q. M17とM18とは何ですか?

P320の軍用型だ。M17がフルサイズで、M18がコンパクトにあたる。

Q. P320で選べる口径は何ですか?

発表時点では、9mm、.357 SIG、.40 S&W、.45 ACPだ。

Q. P320の安全機構は何ですか?

ストライカーセーフティとディスコネクトセーフティだ。なお、手動セーフティは任意で付けられる。

Q. エアガンのP320はありますか?

東京マルイからガスブローバックが発売されている。詳しくは、下の関連記事を参照してほしい。

あわせて読みたい関連記事

ORGA楽天市場店はこちら

ORGA Amazon店はこちら

author avatar
ORGASTAFF